Reise Tour―国内・海外旅行コンパ「ライゼツアー」
◆国内・海外旅行コンパ「ライゼツアー」
「ライゼツアー」は、日にちと場所だけを決め、行ける人が思い思いに現地に集まり、飲んだり食べたり語ったり観光したりする、現地滞在型のコンパです。集まるまでの移動距離の長さゆえ、私たちのサークルではこれを「ライゼツアー」と呼んでいます。
旅行サークル「クリエイティブ ライゼ」では、年に1回の海外自力集合型コンパ「ライゼツアー」と、全国各地に散らばってるメンバーさんを訪ねたり、旅行先で最寄りのメンバーさんにお声掛けして引っ張り出す、海外と同じ自力集合型の国内ツアーも時々やっています。
海外のライゼツアーは、今までにソウル、台湾、香港、バンコク、北京、グアム、ウラジオストク、釜山、上海などで実施しました。国内は北海道、横浜、名古屋、長崎、佐賀のほか、新年会や納涼会コンパ、旅行先で合流するコンパが各地で散発的に開かれています。
◆「ライゼツアー」は途中で合流&離脱もOKです!
ライゼツアーは基本的に参加者の各々が航空券や宿を手配する形です。現地の空港やホテル、あるいはお店で待ち合せたりと、参加者同士が集合するポイントはさまざま。極端な話、夕飯はみんなと一緒に食べたいけれど、それ以外はひとりで別行動したい!という人でも参加はウェルカムです。
実際のツアー内容を振り返ってみても、観光班とショッピング班に分かれたりすることや、「ホテルをどこに確保したらいいの?」とか、「1人で参加だけど(シングルじゃなくてツインなどで)ルームシェア希望!」など、参加者同士で相談することもよくあります。このページに記載されている「参加者の行程表」も、あわせて参照して「ライゼツアー」の様子をご想像ください。
ライゼツアー@香港ツアー報告(2014年2月)
2014年2月8~10日をコアディに、3度目の香港で開催されたライゼツアー。参加者はライゼメンバー4名と、メンバーさんの香港在住お友だち数名で、飲茶や北京ダックの円卓を囲んだり、ローカルな離島を訪れたり、現地で暮らす人のライフスタイルを覗き見る「香港人のお宅訪問」まであったりと意外と盛りだくさん!? 今回の香港ツアー参加者コメント&レポートをここに掲載させていただきます。想像しながらお読みください。
※旅行ミニコミサークル「クリエイティブ ライゼ」Vol.25 No.2~4(2014年)に掲載されたツアー報告の一部を元に、行程表と写真を追加して転載しています。
今回のライゼツアー香港(おおざっぱな)参加者の行程表
※この行程表はおおざっぱに作っております。あくまでライゼツアーの内容の参考イメージとして捉えてくださいませ(笑)。
旅行サークル「クリエイティブ ライゼ」のメンバーは、住んでいるところ、最寄り空港が(当然)バラバラなのではありますが、今回は3人が香港国際空港の到着時間が近かったこともあり、現地の空港で待ち合わせて、そのままホテルへ移動&チェックインする段取りの良さが(笑)。今回も全員がずっと団体行動しているわけでなく、それぞれ行きたい場所へ出かけているようですね~。(ホテルの部屋で仕事をしている人がいますけどw)
香港ツアー参加者コメント
●今回は4泊5日と、いつもより長い香港でした。1人で行くことが主の香港ですが、今回は天気が最悪で行動に影響が出たものの、何よりライゼのメンバーが一緒だった事で楽しい旅となることができました。皆さんお世話になりました。とはいえ私の準備は十分とはいえず…反省です。
香港は旧正月という年最大のイベントで、前後1週間は店も人も、閉まっていたり、いなかったり。現地の香港人の友人たちは、この期間に旅行へ行く人が多数で、結局みなさんに紹介できず残念でした。いろいろ案内したいけれど、旧正月の香港は、いつものようにはいかないだろうと…実際、ふたを開けてみるまでは心配でしたが、予想したより状況は良くてホッとしました。
ご案内した郊外の飲茶屋と長洲島は今回の重要ポイントで、ぜひみなさんに紹介したかったので、喜んでいただけて良かったです。飲茶の「端記」は大帽山の下にある川龍村にあります。数年前に香港在住の日本人のお友だち(飲茶ランチした)と、その旦那様(香港人)と初めて行きました。以前からコラムで目にしていたのですが、ようやく行き方がわかり、旦那様の案内もあって行くことが出来ました。値段はそんなにバカ高い気はしませんでしたが、レシートがない店だったので、今になっては「?」です。円安ということもあるし。
香港郊外の飲茶屋「端記」で撮った写真。
今回ご案内した「端記」は、となりのレストランも拡張していて、「好生意(儲かっている、景気が良い)」だったのでびっくり! 郊外なのにとても混雑していて、山歩きの途中の人でいっぱいでしたね。
今回のライゼツアーでは行けませんでしたが、香港のお友だちの住む郊外のベッドタウン「ユンロン」や再開発で新旧が入り混じっている「西営盤(ケネディタウン)」、こちらは西のトラムの終点など、みなさんと行きたかった所はまだまだあり心残りです。気づかれた通り、香港は思ったより広いです。多くの人達は、一般にガイドブックに載っているところ以外に住んでいます。機会がありましたら、ぜひ行ってみてください。
●私は5泊6日で香港ライゼツアーに参加しましたが、今回は思わぬ大誤算がありまして、振り返れば「みんなと一緒に香港でご飯を食べてきました~」という感じのライゼツアーになってしまいましたが、それでも私は十分に楽しむことができました。
九龍サイドの尖沙咀にホテルを確保したライゼツアーに参加したみなさんに対して、私はひとりで香港島の北角に宿を取りました。ここは「24時間眠らない街」と称される香港の目抜き通り「ネイザンロード」のような華やかな街ではなく、庶民生活の香りが漂う商業エリアと住宅街。夜の10時前には大半のお店が閉まる健全な普通の街でした。
宿を確保した香港島・北角の風景。
みなさんと一緒に出かけたところは、九龍城、旺角、長洲島、粉嶺など。実は今まで歩いたことがない尖沙咀と佐敦間のネイザンロード散策は今回初。休日の中環「リトルマニラ」の光景を見たことも、粉嶺で香港人のお宅訪問をさせてもらったことも今回が初めて。ちなみに、ひとりで歩いたのは主に北角界隈と、あとは香港島の東、トラムの始点/終点の筲箕灣の市場散策くらい。マカオやスタンレー、大澳にも足を運んでみたかったですね。。。
人生初の海外旅行が1997年のイギリス時代、中国に返還される前の「香港」ライゼツアーだったということもあって、私にとっては特別な想いとか感情を持つ香港。私自身の海外に対しての基準というか「ものさし」が出来たところであり、訪れるたびに自身の尺度が更新されてゆく。今回のライゼツアーで3度目の香港。「あれ?こんなに旅行しやすいところだっけ?」と思うことが今回は多かったなぁ。公共交通カードの「オクトパス」の存在が一番大きなところだけど、私的には今回は「筆談」を一度もせずに過ごせてしまったことにビックリでしたね。(私も少しは成長したのかも?)
空港鉄道往復付きのツーリスト用オクトパスを利用しました。
日本を飛び立ち、空港へ到着してから鉄道に乗って香港の街に出るまでの時間は30分かからないアクセスのよさには、うれしくも拍子抜けした香港。「こんなに便利でいいのだろーか?」と、ほかの都市へ行った時は不便さを感じるかもなー(笑)。
最後に、ライゼツアー香港の参加者のみなさん&香港大好きライゼメンバーさんの現地香港のご友人のみなさま、旅行中は大変お世話になりました。ご一緒できる時間が少なかったことは否めませんが、それでも現地で楽しく過ごせたのはみなさまのおかげです。ありがとうございました。
●繁忙期に旅行が少々気が引けたのと、海外旅行=お金持ち!認定する同僚が面倒臭いのとで、隠密行動だったライゼツアー。普段通りガッツリ働いたその足で出発したので、香港到着時にはすでに少々ヘロヘロになってました。
香港は10年以上ぶり。前に来たときは、人の多さとピカピカぶりに気後れし、頭がブッ飛んで断片的にしか記憶がないので、今回は少々ドキドキしながらの旅だったのですが、到着から香港の達人ライゼメンバーさんとご一緒したので、結果的にスムーズに楽しむことができました。特に香港の達人ライゼメンバーさんがいなければ、行くどころか存在すら気づけなかったであろう郊外の飲茶屋や、ローカルに人気の離島リゾートへ足を延ばす等、なかなか興味深いイベントもあり、特に香港人のお宅訪問が楽しかったですね。とっても可愛い新婚さんの新居で、結婚式の写真を見せてもらったり、その節は本当にお世話になりました。我々が持参した手土産の写真が、「真謝謝他們!」とFacebookにupされていて、ちょっと嬉しくなりましたね。(笑)
いろいろ学ぶところが多かった香港人のお宅訪問。(バス停にて)
香港の達人ライゼメンバーさんの、元気いっぱいのご友人達(在留邦人)とのおしゃべりも楽しかったし、人と出会う旅もまた良いなあとほんわりした気持ちになれました。
飲茶と北京ダックの円卓で、おしゃべりに華が咲きました。
しかし、そんな満足感とあったかい心に反し、えらく天候に恵まれなかった今回のツアー。天候はずんずん下り坂になり、終日ガッチリ雨に降られたり、吐く息も真っ白でダウン着ててもガタガタと歯の根が合わない状態に。ライゼツアーで、マイナス15度以下の中を観光したなんても経験(@万里の長城)もありましたが、亜熱帯のハズの香港で、この寒さはないだろう…(苦痛)。出発前に、ここへあそこへ行こうと盛り上がっていたのに、寒さに阻まれて目標達成度がかなり低くなってしまい、リベンジが必要という気持ちがムクムクと。香港にまで仕事に追いかけられてしまった無念さ満点のメンバーの人と、繁忙な日々から逃れた反動か、ドラッグストアで女子心を爆発させた参加メンバーさんも、もしかして香港の達人ライゼメンバーさんのように香港にハマってしまう予感かっ!?(笑)
またこうやって、皆さんとご一緒できる日が待ち遠しいです。久々の香港、とても楽しかったですね!